文京区白山・本駒込パーソナルトレーニングスタジオkame7
ダイエット&ピラティストレーナーの吉田尚弘です。
さて皆さん、ダイエットしたいと願っている方が
おっしゃる決まり文句があります。
「私、そんなに食べてないのに太るんです。。。。」
こんなセリフ聞いたことないですか?
本当に食べないで太れるなら、それは新人類です!
早速然るべき研究所に行き、新しい人類として食べずに太るメカニズムを解明してもらうべきですな(笑)
しかし、残念ながらそんな人類は出てきてないので私達人間は食べ過ぎれば確実に
太ります。
では、なぜ食べてないのに太るという感覚になるのでしょうか?
いくつか理由があるのですが、簡単に二つの理由を挙げてみます。
1、消化の良い炭水化物の食べ過ぎ
炭水化物とはご飯やパン、麺類など主に主食となるものですが、この中で小麦粉を主とする物、麺類、パン類は消化・吸収が早いのですぐに空腹になりやすい。おまけにパンや麺類ってそれだけで食べるわけじゃないく、具を一緒に食べるわけで意外に高カロリーになっている場合があります。
2、脂質が多いと分からずに食べている。
三大栄養素と呼ばれる糖質・脂質・たんぱく質。その中で脂質は他の糖質・たんぱく質の約2倍ちょっとのカロリー。なので少量の脂質でも実はかなりのカロリーがあったりします。
例えば、同じ100gでも豚もも赤身は128㎉、しかし豚バラ肉は395㎉と約3倍違います。つまり豚バラ肉を赤身と同じカロリー数にするためには約33gしか食べられないという事になります。
太っている人はその感覚がなく脂質の多い食品を美味しく感じるので、本人としては
あまり食べてないつもりでも、摂取カロリー過多になっている場合が多いですね。
3、1と2は複合している
1と2の複合パターンの食事はよくあります。例えばパスタ。具はベーコンやオリーブオイルなど具は脂質が多いです。
うどんも天ぷらがあり、パンも総菜パンにはマヨネーズもの菓子パンにはバターが含まれてます。1と2が組み合わさると摂取したカロリーと満腹感は比例しないので、あまり食べたようには感じないわけですね。
如何でしたでしょうか。
他にも色々な要素がありますが、食べてないのに太っていると感じている方は
当てはまるのではないでしょうか。