文京区白山・本駒込パーソナルトレーニングスタジオkame7,ダイエット&ピラティストレーナーのブログ

東京都文京区千石・駒込でパーソナルトレーニングスタジオkame7を経営しています。ダイエット、ピラティス、美脚・美姿勢エクササイズを得意としています。

これだけ知っていればダイエットは成功は成功する(脂質偏)

東京都文京区千石・白山パーソナルトレーニングスタジオkame7、管理栄養士&ピラティストレーナーの吉田尚弘です。

 

さて、これだけ知っていればダイエットは成功するシリーズ第3弾、脂質偏です。ダイエットを成功させるには、この脂質の事をしっかりと学んでおくことは非常に大事です。脂質を摂りすぎると太りますが、私達の体に必要な栄養素でもありますので、しっかりと学んでいきましょう。

なぜ、体脂肪があるのか?

そもそも、なんで脂肪が体に蓄積されるのでしょうか?「体脂肪がなければ、ダイエットで苦しむことないのに!」そう思いますよね。食べたものが蓄積されず、余計なものは糞尿で出てしまえばどんなに良いか。。

人間は飢餓の歴史を繰り返してましたので、結果的に摂取した食べ物をどうにかして貯える術を身に着けました。それが体脂肪。3大栄養素の内の糖質と脂質は体脂肪として蓄えることを可能にして、糖質とたんぱく質は1g=4㎉に対して脂質は1g=9㎉と非常に効率の良いエネルギー源を作り出すことに成功したのです。体脂肪は軽くて高エネルギー!

世の中が便利になりすぎて、活動量が減った現代人にとってはこの体脂肪は邪魔ものに感じますけどね。

脂質の種類と働き

脂質とはグリセリンと3つの脂肪酸が結合したもので、体脂肪などの中性脂肪、サラダ油やオリーブオイル、青魚に含まれます。ただ、どれも1g=9㎉の高カロリーなのでエネルギー源として使われたいり、体脂肪として貯蔵されたり、他には細胞膜やコレステロールの材料などにもなります。

そして、脂質の種類ですが、詳しく書きますとなかなか難しい話になりして、飽和脂肪酸とか不飽和脂肪酸とか長鎖とか中鎖とか。。。
色々ありますので、ここでは極々単純に常温で固まる動物性の脂質と、常温で固まらない植物系の油というふうに分けます。

脂質の代謝

脂質が口から入り、どういう流れで体内に入っていくか、簡単に説明します。

脂質の種類を二つに分けましたが、まず常温で固まるような脂、牛脂や豚脂は小腸から吸収されて、そのまま肝臓に運ばれる経路を辿ります。これは中鎖脂肪酸と呼ばれる、今流行りのココナッツオイルやMCTオイルも同じです。直接、肝臓に運ばれますので即エネルギー源として使われる利点もありますが、夜など、エネルギーを使わない時は内臓脂肪として蓄積されます。

そして、常温で固まらない油、サラダ油やオリーブオイル、えごま油、魚油などは小腸から吸収され、リンパ管を通り心臓から全身に運ばれ細胞膜の材料、コレステロール、生理機能に関わるなど色々な働きをした後、最終的には肝臓に戻ってきます。比較的、脂肪になりにくいですがやはり摂りすぎれば体脂肪として蓄積されます。この中には必須脂肪酸と呼ばれる、食べ物からでしか摂取できない油脂類が含まれますので、日頃から意識して摂る必要があります。

ダイエットと脂質

簡単ですが、このように見ていくと脂質は単なる油ではなく、生理機能の深く関わっていることが理解できるかと思いまうす。ダイエット目線で見れば、脂肪は不必要なものですが、細胞膜やコレステロールの材料であったり、もちろん活動エネルギー源として必要な栄養素ですから、健康的に痩せるためにも、魚油であったり、常温で固まらい油を日頃から少しずつでも取り入れることが大切ですね。