東京都文京区白山・本駒込パーソナルトレーニングスタジオkame7
ダイエット&ピラティストレーナーの吉田尚弘です。
日頃、ダイエット指導をしていると、どうしてもタンパク質が摂れない時は
プロテインを摂るようにお願いする時があります。そんな時、たまに聞かれることが
「プロテインとアミノ酸って何が違うのですか?」
確かに、プロテインもアミノ酸もなんか、同じタンパク質なんじゃないの?
と考えがちですね。分かっているよう分かってないモヤモヤした状態かもしれませんね。今回はその違いについて簡単に説明します。
まず、たんぱく質とは多種類のアミノ酸がたくさん結合した集合体です。アミノ酸は多くの種類がありますがタンパク質を構成しているのは約20種類のアミノ酸です。それらをバランスよく配合したのがプロテイン。肉や魚は脂質や水分を含むため、その中に含まれるたんぱく質というのは意外と少ないので、足りないタンパク質を補うとう点では、純粋にたんぱく質だけを摂取できるプロテインは便利です。
一方アミノ酸ですが一般的には、アミノ酸飲料やアミノ酸サプリメントとして売られています。これは、アミノ酸それぞれが体内で色々な働きをするからです。
例えば、最も有名なのがBCAAと呼ばれるバリン・ロイシン・イソロイシンと呼ばれる3種類のアミノ酸。このアミノ酸はもちろん、たんぱく質を構成するアミノ酸の一種ではありますが、トレーニングによる筋疲労の軽減や疲労回復効果があります。
まとめると、プロテインはアミノ酸の集合体。体たんぱく質を作るのに必要な20種類のアミノ酸がくっついた状態のもので、筋肉などの体たんぱく質を作るのを補うのに摂取します。
アミノ酸サプリメントは、それぞれのアミノ酸が持つ体内での役割を生かして、体調を調える働きをします。
それぞれの特徴を使い分けるのが賢い摂取方法だと思います。