東京都文京区白山・本駒込パーソナルトレーニングスタジオkame7
ピラティストレーナー&管理栄養士の吉田尚弘です。
年齢と共に気になってくるのが血圧。高血圧によって引き起こされる疾患もいくつかあります。
その原因として血管の老化現象もありますが、塩分に含まれるナトリウムの摂取過剰も要因として挙げられます。
因みに、ナトリウムは人間が生きていく上で欠かせることができません。神経が正常に機能するためにはナトリウムが必要だからです。
逆にナトリウムが多くなってしまうと浮腫んだり、血圧を上げたりなどの症状が出てきますが、血圧を下げたり浮腫みを解消するのがカリウムになります。
カリウムは色々な食品に含まれますが、代表的なのは野菜や果物です。
浮腫みや高血圧を気にされる方は日頃からカリウムを多く含んで、食べやすい野菜や果物を摂ることが大切です。
そこで注意しなければいけないのが調理法!
カリウムは水に溶けやすいので、野菜を茹でたり水で洗ったりすることで損失してしまいます。さらにカリウムは主に野菜の皮の部分に多かったりしますので、調理する時に野菜の皮を丁寧に剝いてしまうしまうとせっかくの栄養を捨ててしまう事になります。
あー、もったいない!
では、どうやったら上手にカリウムを野菜から摂ることができるのか?
答えは簡単です。
野菜はそのまま使い(できれば無農薬)スープにして煮汁ごと頂く。そうすれば持っている栄養を残さずに頂けます。
味噌汁やミネストローネみたいな汁物が最適だと思います。
一日の食事の中で野菜をたっぷり入れた汁物はやはり大切なんですね。